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2016/10/21 20:20

【ネタバレ注意】進撃の巨人の全貌を暴く40の真実

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進撃の巨人の謎解きもいよいよクライマックス。これまで不明だった進撃の巨人の謎を、作中で明かされた情報を元に真実をまとめていきます。ネタバレ注意です。

数々の社会現象を起こして来た大人気漫画『進撃の巨人』。現在ではエヴァ・ワンピースなどと並び、日本を代表する作品のひとつとなりました。小説・アトラクション・ゲーム・アニメ・実写映画などなど、原作アニメに留まらず様々な分野で作品を展開しています。

目次

■作品について
1.進撃の巨人とは
2.ストーリー
3.作者・諫山創とは
4.編集者・川窪慎太郎とは

■巨人の種類
5.知性巨人について
6.超大型巨人について
7.鎧の巨人について
8.女型巨人について
9.獣の巨人について
10.ユミル巨人体について
11.四足歩行の巨人について
12.エレン巨人体について
13.アルミン巨人体について
14.フリーダ巨人体について
15.ウーリ巨人体について
16.ロッド巨人体について
17.父グリシャについて
18.グリシャが伝えたかった事
19.9つの巨人について
20.これまで登場した巨人について

■壁内の事情
21.穢れた民族とは
22.壁内に有るもの
23.壁内に無いもの
24.アッカーマンについて
25.壁について
26.壁内の情報操作

■壁外の事情
27.世界観
28.歴史(壁内・パラディ島)
29.巨人とは
30.始祖の巨人の力
31.パラディ島とは
32.マーレとは
33.エルディア帝国とは
34.歴史(壁外・マーレ)
35.フクロウ(エレン・クルーガー)
36.『進撃の巨人』の意味
37.イルゼと遭遇した巨人
38.ユミルの手紙
39.ユミル「そりゃ言っちまえば、せ-」
40.進撃の巨人について

1進撃の巨人とは

進撃の巨人(Attack on titan)は作者・諫山創氏の漫画で、別冊少年マガジンで2009年より連載されています。単行本の累計売上げは、20巻までで6000万部を突破し、今なお売上げは伸び続けているようです。

2ストーリー

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、高さ50メートルの巨大な壁を築きあげ、壁外への自由と引き換えに巨人から身を守り暮らしていました。しかし、壁外の世界を夢見る少年エレン・イェーガーが、その数多の巨人に立ち向かうべく、自由を求め立ち向かいます。

3作者・諫山創とは

1986年8月29日大分県生まれの日本の漫画家。現在別冊少年マガジンにて活動中。幼少期から体が弱かったらしく、周りの子供よりも一回りは細かったようです(今もかなりスリムな体型ですが)。弱かった彼の体から、もっと強くなりたいと思う事も多かったらしく、そういった気持ちが同作に強い影響を与えているのかもしれません。『進撃の巨人』を生み出すきっかけになったのかもしれません。記念受験のような感覚でいくつかの出版社に原稿を送った所、マガジン(講談社)の編集者「川窪慎太郎」さんから連絡を受け、数か月の打合せ後、作品は完成し、連載が決定したようです。その時わずか19歳。これが『進撃の巨人』誕生の瞬間だったんですね。

4編集者・川窪慎太郎とは

1982年9月5日神奈川県生まれの『週刊少年マガジン』副編集長。2005年東京大学経済学部卒業後、講談社に入社し、その後『週刊少年マガジン』編集部に配属。立ち上げから現在まで『進撃の巨人』を担当。現在手がける作品は同作の他に、『ふらいんぐうぃっち』『学戦都市アスタリスク外伝』『CHANGE-R』など。同作が話題になり、瞬く間に編集者である川窪氏の功績も認められ、ネット上でも「バック氏の見る目は異常」と評価される存在となりました。諫山氏は自分に取って取材で「生みの親」「引きこもりだった自分を社会に出してくれた人」と、とても信頼されているようです。彼がいなくては、『進撃の巨人』はここまでの名作になるどころか、この世の中に生まれていなかったかもしれません。

5知性巨人について

巨人の全長は「7」で説明したように、通常3m〜15m級が殆どです。しかし、中には例外が存在し、他の巨人を遥かに超える特殊能力を有した巨人も存在します。多くの場合が知性を持たず、人間達の中でも巨人は「馬鹿」というイメージがありましたが、知性巨人は人間に近い事ができ、なおかつ巨人の力も最大限まで引き出す事が可能です。いわば、人間と巨人のいいとこ取りが可能なわけです。ただ、エレンや超大型巨人、女型野の巨人、鎧の巨人は現状言葉を発する事が出来ず、骨格が会話に向いていない、もしくは経験や練習が足りないと難しいのかもしれません。強い目的意識を持って自傷行為をすることで、体力の続く限りで自由に巨人化する事が可能で、訓練によってうなじから自在に出る事も可能です。

6超大型巨人について

進撃の巨人においてマスコットキャラクター的存在で、5年前にウォール・マリアの外門を破壊した巨人。皮膚が殆どなく、50mある壁から顔を出すほど大きな巨体(60m級)が特徴。体から煙を噴射し、高熱を持つ事が出来る。エレン達が観た初めての巨人で、エレンの母親を殺した張本人とも言えるべき宿敵です。

【ベルトルト・フーバー】
巨人の正体は104期生ベルトルト・フーバー。5年前、マーレの戦士として壁内撲滅戦に参加。高身長で身体能力が高いという部分で超大型巨人と類似しています。普段は気が弱く、積極性に欠けるのが難点という評価を周りから受けていましたが、最後には覚醒。自身の潜在能力を発揮するも、アルミンの策により撃破されます。最後は巨人化したアルミンに補食され、その力と記憶をアルミンに継ぐ事になります。

7鎧の巨人について

ウォール・マリア外門から内地へと続く門を破壊したもう一人の知性巨人。体長はおよそ15mほど。全身が固い高質化した皮膚で覆われており、通常の巨人なら一撃で頭を吹き飛ばせる大砲でも全くダメージが通らないという特殊な能力があります。当然ブレードでうなじを削る事も困難です。

【ライナー・ブラウン】
巨人の正体は104期生ライナー・ブラウン。5年前、マーレの戦士として壁内撲滅戦に参加。屈強な体格と精神力が鎧の巨人のヒントになっていたのかもしれません。戦士として誰よりも強く生きる傍らで、作中最も錯乱している人物。訓練兵としての自分と、マーレ戦士としての自分とを乖離して、別の人格が形成されています。

【拷問のような戦い】
壁内人類を崩壊に導き、数々の仲間達を殺したとは言え、「ミカサに両腕を切られる」「獣の巨人にボコボコにされる」「リヴァイに心臓を打ち抜かれる」「雷槍で頭が吹き飛ぶ」「雷槍でうなじから出される」「筋肉繊維や目玉が丸見え」「手足をちぎられたまま尋問」「それでも死ねない」など、見ているこっちが気の毒になる仕打ちを受けています。彼が死ぬのは一体いつの日になるのか…。

8女型巨人について

ウォール・マリアのシガンシナ区を襲撃した際、大勢の無知性巨人を連れて来たと推測される知性巨人。女性のような丸みのある外見をしており、全長もおよそ14m級と、他の知性巨人よりも気持ち小さめ。特徴は圧倒的な敏捷性と格闘技術で、部分的に高質化させる能力と組み合わせて、圧倒的な戦闘能力誇ります。叫ぶ事で周囲の巨人に自身を襲わせる事が可能。その他にも、部分的に損傷した部分を優先的に素早く再生させたりと、巨人の力をかなり使いこなしている事が解ります。

【アニ・レオンハート】
巨人の正体は104期生アニ・レオンハート。5年前、マーレの戦士として壁内撲滅戦に参加。身体能力が極めて高い女性。対人戦や技術ではエレン曰く「ライナーより手強い」との事。その技術をフルに活かして機敏に巨人の力を使う。憲兵団に入ってからは政府内を密告調査し、ライナーやベルトルトに報告していました。秘密に感づき始めた同期訓練兵のマルコを、無知性巨人に補食させる事に加担。涙を流しながらマルコを殺害しました。

9獣の巨人について

全長17mほどある全身を体毛で覆った巨人。耳が尖り、腕や指が長く、その姿は猿のよう(パラディ島の人達は猿を知らないので獣と呼ぶ)です。

【ジーク戦士長】
巨人の正体はジーク戦士長。グリシャの息子であり、エレンの腹違いの兄です。今回壁内への襲撃戦の指揮を取っている人物で、巨人の力、壁外での事情など、あらゆる部分で他の知性巨人を上回っています。壁内の人物を哀れに思い、レイス王への怒りも時折露になります。エレンを救いたがっている描写も。

【幼少期】
おもちゃで遊ぶジーク。手に持っているのは猿の人形で、この頃から猿に愛着を持っていたのが解ります。

10ユミル巨人体について

6m級の巨人。爪が長く、素早い動きが特徴的。60年以上壁外でさまよい続け、ライナー達が壁内に近づこうとパラディ島を訪れた際、彼らの仲間である知性巨人能力者のマルセル(ベリック)を補食。以降、壁内に侵入して訓練兵104期生として生きる事になります。巨人化能力の仕組みについては「ライナーたちほど詳しくはない」、敵に関しての質問には「敵?そりゃ言ってみりゃせー・・・」、今後の予測としては「壁の中はもうじき地獄になる」と、数々の謎を残す人物。現在ではすでに知性巨人のだれかに補食されており、彼女の残した手紙や、これまでの行動も今後の展開に大きく関わって行く事になりそうです。

11四足歩行の巨人について

まるで犬のような外見をしている四足歩行で歩く巨人。言葉を発する事が可能で、持ち前の速度を活かして情報伝達や収集、荷運びの役割を持っています。リヴァイがジークをもう一歩の所まで追いつめながらも、最後にはこの巨人の活躍によりジークとライナーを逃がす事に成功している。ジークの考える作戦に最も重要な役割を持つ巨人。中の人物に関しては、まだ解明していません。

12エレン巨人体について

15m級の巨人となるエレンの巨人体。回復スピードがやや早く、エレンの感情的な性格が色濃く反映された捨て身の先方も、この再生能力のおかげで長期的に戦う事が可能。父グリシャから受け継いだ「始祖の巨人の力」と記憶を受け継いでおり、巨人を操る事ができます。硬質化の能力も操る事ができ、アルミンやリヴァイ、エルヴィン、ハンジらと様々な戦法でその能力を活かす事に成功して来ました。

13アルミン巨人体について

ベルトルトを喰らう事で知性巨人となったアルミンの巨人体です。巨人化した姿は比較的アルミンに似ていると言えるでしょう。今後、ベルトルトの能力や記憶を徐々に開放して行く事になる思われます。

14フリーダ巨人体について

フリーダ・レイスの巨人体。白い肌をした女性型の巨人。5年前に襲撃に現れたグリシャを迎撃するために応戦するも、巨人化の経験不足のために敗退。グリシャにうなじごと本体を補食され、始祖の巨人の能力と記憶を奪われてしまいました。

【巨人化する方法】
手の甲を噛みちぎって巨人化する方法は、エレンの巨人化する方法に似ています。エレンは自分が「巨人化する方法」を知っていたのを不思議に感じていましたが、それもフリーダの記憶を受け継いでいたからだと言うことがわかります。

15ウーリ巨人体について

ヒストリアの父の弟、ウーリ・レイスの巨人体。当時レイス家を襲撃したケニー・アッカーマンを取り押さえるために変身。部分的にしか巨人化を披露していないため、詳しい容姿は不明。フリーダに補食され、その記憶と能力を受け継がれています。

16ロッド巨人体について

ヒストリアの父が注射(を口から摂取)によって巨人化した姿。超大型巨人の倍以上の身長という超重巨体。巨人化能力者を捕食していないため、無知性の奇行種に部類。余りの大きさと重さのために立つことすら出来ず、うつぶせのまま身体を引き摺って這うように移動。あまりのエネルギー消費量からか、熱と煙を発しながら蠟燭のように消化して動きます。

17父グリシャについて

進撃の巨人最大の謎を知る人間の一人として、エレンの父グリシャ・イェーガーは欠かせないでしょう。そんなグリシャの経歴は以下の通り。

【子供時代】
・エルディア人の父と母、そして妹フェイとともに暮らす
・マーレ治安当局の男がフェイを殺害
・マーレ治安当局の男がグリシャに罰を与える

【青年期】
・18歳で父と同じく医師になる
・エルディア復権派の男がグリシャを誘う、後にリーダーになる
・フリッツ王家の血を引く女性がエルディア復権派に参加
・ダイナ・フリッツと結婚、ジークを出産
・ジークに密告されてパラディ島に送られる
・クルーガー(フクロウ)から巨人の力を得る

【壁内】
・壁外調査中だった調査兵団キース・シャーディスに壁外で拾われる
・記憶が朦朧としながらも、駐屯兵団によって投獄
・シガンシナ区を流行病から救う
・カルラと出会い、二度目の結婚

【再婚後】
・医師として働く
・エレンが産まれる
・ミカサを家に迎える
・遠方の患者の所に行く途中で超大型巨人がウォール・マリアの外門が突破
・レイス家の力を奪うため礼拝堂に侵入
・フリーダを補食し、始祖の巨人の力を継承
・巨人化させたエレンに自分を喰わせさせて力を継承させる

18グリシャが伝えたかった事

こう見るとかなり壮絶な人生を送っているグリシャ。不条理に妹を殺され、この世界に見放され、子供にも裏切られ、仲間も失い、そして最後は自分の子供に喰われる事を選ぶ。壁内でも壁外でも地獄。エレンが壁の外に出たいと言った瞬間、グリシャはその残酷な現状をエレンに伝えたかったのではないでしょうか。巨人の驚異だけではない、この世界の驚異を。

19九つの巨人について

現在確認されている9体の巨人についてです。始祖の巨人が現状エレンであるとし、グリシャの力も食しているので2体。残りはジーク戦士長の獣の巨人。ライナーの鎧の巨人。アルミンの巨人。アニの女型の巨人。四足歩行型の巨人。ユミルの巨人。の8体です。という事は、消去法で考えればあと1体(マーレ側?)は謎という事になります。残りの巨人は一体どんな能力を持っているのでしょうか。

20これまで登場した巨人について

密告されてしまい、パラディ島に楽園送りされたエルディア復権派の人物達を紹介。

・トーマスを喰った奇行種
・エレンの足を喰った巨人
・ミカサに殺された巨人
・ミーナを喰った巨人
・エレンを喰った髭の巨人
・カルラを喰った巨人(ダイナ・フラッツ)

上記の巨人が、エルディア復権派にいた人物に似ている事がネット上で騒がれています。特に、グリシャの前妻であるダイナがカルラとハンネスを食べたという所が衝撃です。こんな所で繋げてくるのはさすがというべきでしょうか。初期の段階からのストーリーの煮詰め方の凄さが垣間見えた瞬間です。

21穢れた民族とは

ライナーやベルトルト、ジークの会話によく出てくる「悪魔の末裔」「穢れた民族」についてです。
マーレでは劇的な民族批判や差別があり、洗脳にも似た統治文化が根付いているようも思えます。統治国家というのはそもそもそういうものなのかもしれませんが、敵国に対して異常なまでの嫌悪感を植え付けるのは、そうそう珍しい話ではなく、ましてや子供の頃に「壁内の大勢の人類を絶滅させる」と思わせるには、かなり強い意志で恨ませないとやってられないのかもしれません。新劇の巨人では情報操作が多様化される世界なので、ライナーの「もう俺には…何が正しいことなのかわからん…」はそういった苦悩を呟いたのかもしれません。

22壁内に有るもの

エレン達の壁の中の世界と外の世界では根本的に文化が違います。では、どういったものが壁内にはあるのでしょうか。

・移動するための道具(馬・立体機動装置など)
・家畜(豚・羊・鳥・猪など)
・協会
・雪
・温泉など
・ランプなどの油
・紅茶

北の方には温泉もあると諫山先生が公言しているので間違いないでしょう。一部では高価ながらに砂糖を使ったお菓子もあるようです。塩分も貴重とされており、海が無い事から岩塩などで塩を調達していると予測できます。

23壁内に無いもの

マーレの文化と比べると、王都のもくろみもあってかかなり文明が遅れています(というより発展させる気がありません)。外から来たア二・ライナー・ベルトルトはさぞ居心地が悪かったでしょう。
・写真(絵で代用)
・飛行機(人が壁外に出る事を恐れたため)
・魚介類(海がない)
・燃料(電気やガソリンなど)
・コーヒー
・猿
・野球など

24アッカーマンについて

ミカサやリヴァイ・ケニーなど、作中に登場する姓「アッカーマン」ですが、アッカーマン家は元は王家に仕えていた武家であり東洋人の一族らとともにレイス家の「記憶操作」が効かない少数民族でした。そのため「記憶操作」が効かないアッカーマン家と東洋人は、王家から恐れられ王政から迫害されて命を狙われてきたという過去を持っています。また、ケニー・アッカーマンの回想により、アッカーマン家はケニーの曽祖父の代で王政からの迫害を逃れるために壁内の真の歴史を後世に伝える事をやめてしまい、王政はアッカーマン家の存在を酷く恐れ、迫害が止むことはなかったそうです。(その後、ケニーがレイス家に下る事で迫害が終止)

【リミッター解除】
アッカーマンは言わば戦闘に特化した一族であり、作者設定によると、「筋肉を制御するリミッター」を自ら外すことのできる能力を持っている様。

【肉体的な特徴】
肉体的な特徴として、一般的な人間よりもBMIは高めで、身長と体重だけ見るとやや肥満体型のように見える。理由はその圧倒的な骨密度で、リミッターを外す事で肉体に強烈な負担がかかるため。

25壁について

3層に渡って作られた壁。ウォール・シーナ(直径540km)ローゼ(直径820km)マリア(直径1020km)、最外周の「ウォール・マリア」の総延長は3,200kmと、日本の北海道の外周に近い大きさを持っています。後に、アニが女形の巨人として街で暴れた際に、人類を守ってきた壁の中に謎の大型巨人が隠されていることが判明。初代王である始祖の巨人の力を使って壁を作ったとされています。


26壁内の情報操作

王家はレイス家であったこと、壁外の人類が存在していた事、壁内の歴史など、徹底した情報操作を行っていた事が発覚。107年前の記憶の改竄の他、中央第一憲兵に権力を持たせて、壁外に興味を持たせないように火種が生まれる度に片っ端から消して行ったらしいです。

サネス「俺達第一憲兵が この汚ぇ手で守ってきたんだよ 火種がどこかで生まれる度に一つずつ消していった 下手に利口な教師から…王を脅かすような銃を作ってやがったじじい共も…空を飛ぼうとした馬鹿な夫婦も…田舎の牧場にいた売女も…! 」55話より

27世界観

基本的に進撃の巨人の世界では文明は殆ど進んでおらず、それも壁内で100年以上の歴史を築いて来たからではと言われています。海がないので海水魚などは存在せず、塩は貴重な食糧として扱われています。コーヒーなどの飲み物もなく、作中では紅茶や水などを主に飲んでいるようです。基本的に子供は10歳ほどで訓練兵に志願し、生産者に回る人間は腰抜けとされるようです。壁は主に「マリア(外壁)」「ローゼ(中壁)」「シーナ(内壁)」の三つで構成されており、内側に行くほど安全で身分が高いとされています。当然、壁の内側の住民は殆どが貴族や王族の者たちであり、マリアやローゼの住民とは比較にならないほど裕福な暮らしをしています。

28歴史(壁内・パラディ島)

【2000年以上前】
・人類が壁の中へ追い詰められる前から世界を統治

【743年前後】
・突如あらわれた巨人に人類のほとんどが食い尽くされ、生き残った人類は壁内に逃げ込む

【770~780年頃】
・シガンシナ区にて巨人信奉者らによって門が開かれ巨人が侵入。
・技術者アンヘルによって立体機動装置の前身「装置」を使用し巨人の支配を免れる

【780~790年頃】
・アンヘルとゼノフォンによって立体機動装置が開発される。
・キュクロが巨人を初討伐。巨人のうなじが弱点であると突き止める

【約60年前】
・ユミルがライベルの仲間から巨人の力を奪い巨人化。壁外をさまよい続ける。

【数十年前】
・王都に大量殺人鬼「切り裂きケニー」が現れ、憲兵団100名以上を殺害。
・エルヴィンの父が中央憲兵によって拷問され、殺害される。

【830年頃】
・壁の外でグリシャとキースが出会う。グリシャは医者として壁の中に定住する。
・シガンシナ区にて流行病が発生、多数の人が命を落とす。
・グリシャが対処法を発見し、カルラとその両親・ハンネスの妻を含む多くの人々を救う。

【835年前後】
・エレン、ミカサ、アルミン、ヒストリア、ジャン、コニー誕生

【843年】
・エレン、アルミンの持つ”外の世界”の本を読む

【844年】
・ミカサが母方の東洋の一族に伝わる謎の印の刺青を彫られる。
・その後強盗によって両親は殺害、ミカサは誘拐される。
・エレンが父に連れられアッカーマン家へ。
・ミカサのリミッターが外れ、エレンとともに強盗犯3人を殺害。
・エレン、ミカサにマフラーを巻き、ミカサはイェーガー家に引き取られる

【845年】
・シガンシナ区陥落編突入。
・ユミル、ライナーらの仲間であるマルセル(ベリック)を捕食し、人間の姿に戻る。
・グリシャ、診察のためウォール・シーナへ。エレンに地下室を見せると約束。シガンシナ区に超大型巨人が出現。
・壁に穴が空き巨人が壁内に侵入。エレンの母カルラがエレンとミカサを守り巨人に捕食される。
・鎧の巨人によってウォール・マリアの門が破壊。
・エレンら、船でシガンシナ区を脱出し、トロスト区へ。ウォール・マリア内の領土は巨人に奪われる。
・ヒストリア、父ロッド・レイスと会うが、目前で中央憲兵に母を殺害される。以降、クリスタ・レンズとして生きる。
・グリシャ、エレンに地下室の鍵を託す。
・エレンに巨人化の注射を打ち、自身の力を継承させる。

【846年】
・王政府、ウォールマリア奪還作戦を展開。人口の2割(25万人)が命を落とす

【847年】
・エレン・ミカサ・アルミンらが開拓地を出て104期訓練兵団に入団

【848年】
・調査兵団が第34回壁外調査を実施。イルゼが言葉を話す巨人と遭遇。詳細を記したメモを残し命を落とす

【849年】
・リヴァイ、イルゼの手帳を発見

【850年現在】
・トロスト区攻防戦編突入

29巨人とは

作品世界で743年頃に突如出現。人類の大半を食い尽くしたとされています。全長はおよそ3m〜15m級とまちまちで、裸の男性や女性の姿をした生物。しかし、歯が人より多かったり、やけに顔が大きかったり、生殖器がついていなかったりと、人間と微妙に違う部分があるのがまた不気味。なにより、顔に表情が殆どなく、感情が見えないのも恐ろしさが際立っています。これまでの作品には無い『進撃の巨人らしい』恐ろしさは、こういった部分から現れているのかもしれません。諫山氏は巨人の発想について、アルバイト(ネットカフェ)で酔っ払っているおじさんの接客をした際、「言葉が伝わらない人間が一番怖い」と感じ、今の巨人のモチーフとなったそうです。また、諫山氏の少年期に「週刊少年ジャンプ」で連載していた「地獄先生ぬ〜べ〜」の『人喰いモナリザ』がモデルとも語っています。

【巨人の特徴】
人間以外への生物に興味を持たず、ただひたすら人を補食するという習性。また、壁外で100年以上生きていることから、栄養補給は必要なく、人を殺す事が目的ではないかとされています。過去数度にわたって巨人と戦って来た人類も、その圧倒的な数と再生能力で、手も足も出ないまま人類は壁の中に逃げ込む形となっているようです。基本的には目に映る人間に対して襲いにくる傾向がありますが、中には「奇行種」という通常では考えられない行動をするタイプの巨人も存在しています。

【うなじについて】
弱点のうなじ部分には人間が存在し、脊椎から巨人の肉体に指示を送っているようですが、多くの巨人は人間の意志を保つ事が出来ず、一体化してしまっているようです。本体の人間部分が酷く損傷すると再生が困難らしく、即死級のダメージを受けると死に絶えます。耐久力的にも無限に再生ができるというわけでは無いようで、巨人部分も再生し続けると再生のペースが落ちだす描写もあります。

【巨人の誕生】
原作でも語られていますが、そもそもの発端はおよそ2000年前にユミル・フリッツという女性が大地の悪魔から得た「始祖の巨人の力」が初まりとなります。フリッツ一族が代々受け継いで来た「始祖の巨人の力」が、レイス一族に受け継がれ、フリーダ・レイスの力をエレンの父、グリシャが奪い、その力をエレンが継承します。現状エレンには「始祖の巨人の力」があるのです。

30始祖の巨人の力

ユミル・フリッツは始祖の巨人の力を使い、道や橋を作り、様々な大陸の発展に貢献していたそうです。死後、ユミル・フリッツは9つの巨人にその強大な巨人の能力を継承します。その中でも始祖の巨人の力は『他の巨人すべてを支配し操る事ができる』という能力を有しています。145代目フリッツ王に能力がわたってから、初代レイス王へ、その後はフリーダからグリシャに渡り、エレンへと継承されています。エレンを『座標』と呼ぶのはこの力から呼称されているのではないかと思われます。パラディ島には、始祖の巨人を含む、2体の知性巨人が存在しているそうです。

31パラディ島とは

パラディ島は、マーレ大陸の海岸部から少し離れた北東に位置する島で、エレン達の壁の中の世界はこのパラディ島に位置しています。「壁の外の人類は絶滅などしていなかった」というグリシャの言葉で、エレン達は外の世界の人類の存在を知ります。パラディ島に送り込まれ、無知性巨人にされたエルディア人達が「楽園送り」と言われている事から、マーレの人々の中ではパラディ島は「楽園」と呼ばれている事がわかります。

32マーレとは

マーレとはマーレ大陸の事で、パラディ島から少し離れた大きな大陸の事です。エレン達の住む壁内よりも高度な文明があり、比較的裕福な暮らしをしているようです。「始祖の巨人」から受け継いだ9つの巨人のうち、7体の巨人の力を有しています。

【マーレの戦士】
マーレ政府が管理する「7つの巨人」を継承するエルディア人の子供の事です。現在発覚しているマーレの戦士はジーク、ライナー、ベルトルト、アニ、マルセル、そして四足歩行の巨人の中の人物とされています。マーレの戦士に選ばれた子供(5歳〜7歳の健康な男子女子)は、「名誉マーレ人」と称号が与えられ、マーレの国で自由が与えられるそうです。

【巨人大戦】
巨人大戦は145代目フリッツ王が「始祖の巨人」を継承した事により勃発。長く続いていた8つの巨人を分けた家同士の争いは、144代目フリッツ王までは「始祖の巨人」の力で抑えられていたが、145代目がその役割を放棄してパラディ島に逃げたため、争いが悪化しました。

【情報の相違】
マーレでも歴史や権力に対して派閥があり、独自の情報や政府からの情報操作で住民の知識が統一されていない部分も多いです。例えば、マーレ政府曰く『パラディ島に逃げたフリッツ王が宣戦布告した』、フクロウの情報では『始祖の巨人の力を奪い、軍事力を強化するため』とされています。これらの疑惑から、グリシャ達はマーレを追われ、無知性巨人にされてパラディ島へ送り込まれています。

33エルディア帝国とは

古代、9つの巨人の力を持ったエルディア人の国。グリシャ曰く、大国マーレを滅ぼした支配国。他の民族を弾圧し、他民族に子を産ませてユミルの民を増やしていったそうです。

34歴史(壁外・マーレ)

86話でグリシャの父が話していた歴史を解りやすく解説。

【1900年近く前】ユミル・フリッツが大地の悪魔と契約

・ユミルの死後「9つの巨人」に魂をわける

・エルディア帝国を築く

・エルディアが古代の大国「マーレ」を滅ぼす

・巨人になる力を使って土地を奪い放題

・これらが約1700年続く

・大国マーレが内部工作で内戦をもたらし弱体化

・9つの巨人を7体(マーレ)VS2体(エルディア)にして巨人大戦勃発

・敗北したエルディア(レイス王)が残された土地「パラディ島」へ逃げる

・パラディ島でフリッツ王が「始祖の巨人」の力を使い「三重の壁」を築く

・三重の壁に入れてもらえなかったエルディア人残党がマーレに残る

・マーレに置いてけぼりにされたエルディア人残党は酷い目に遭う

・グリシャ父「マーレは我々に生きる土地をくれたんだから酷い扱いを受けても我慢しなさい」

なるほど、恨むなら壁に逃げて自分たちを置いて行ったフリッツ王達を恨めと。そして自分たちだけでも寛大な心で許してくれたマーレに感謝しなさい。酷い扱いを受けても我慢しなさい。ということですね。これだけ見れば確かにエルディア人が悪い民族に見えます。しかし真実はどうなのでしょう?若き日のグリシャは「フリッツ王は巨人の力で人類に貢献して来た」と思っています。どちらが真実でも、戦いは終わりそうにはありませんね。

35フクロウ(エレン・クルーガー)

エルディア人。元マーレ治安当局所属の兵士。
マーレ政府の内通者(フクロウ)としてエルディア復権派を組織しています。
そして、九つの知性巨人の一人であり、グリシャにその能力を引き継がせた人物でもあります。
巨人のタイプは「進撃の巨人」
姿形は巨人化したエレン・イェーガーと似ており、黒髪に筋肉質な体つきです。

36『進撃の巨人』の意味

エレン・クルーガー「九つの巨人の寿命は13年。それらにはそれぞれ名前がある。これからお前へと継承される巨人にもだ。その巨人は自由を求めて進み続けた。自由のために戦った。名は進撃の巨人」
-進撃の巨人88話 エレン・クルーガーより-

「進撃の巨人」はエレンの巨人の名称です。鎧の巨人や女型の巨人のような感じですかね。

37イルゼと遭遇した巨人

「ユミル…さま…」イルゼの手帳より
これまでのグリシャの過去の記憶から、ユミルの民の真実が明らかになりました。
そこで思い出して欲しいのがイルゼと遭遇した巨人。イルゼの事を「ユミルさま」と間違えていたことで、ネット上では「104期のユミルと間違えているのか?」や、「そばかすがユミルと一緒だからかな?」とか、色々と考察が進んでいましたが、この巨人はユミルの民の存在を伝えてくれた重要なキーパーソン(キータイタン?)だったのです。

38ユミルの手紙

ユミルは自身の最後にクリスタ[ヒストリア]へライナー経由で手紙を渡しています。その内容は以下です。

『私はこれから死ぬ、でも後悔はしてない』
『私には名前がなかった、どこの誰が私を産んだのかもわからない、物覚えのつく頃から大勢の物乞いの一人だった、だがある日、私に名前をつける男が現れた』
『私はその日から『ユミル』と呼ばれた、お前は別に珍しい名前でもないと思うだろうが、そこではその名を名乗るだけで立派な寝床と食事が与えられたんだ』
『それだけじゃない、それまで私に見て見ぬフリを決め込んでいた大人達が一斉に膝をついて私を崇めた、私に名前をつけた男も身なりが豪華になるにつれご機嫌になった』
『私も気分が良かった』
『与えられた役を演じるだけで皆が喜び幸せになれる、そう信じた、だから『ユミル』を演じ続けた』
『気がつけば私は悪魔と呼ばれるようになっていたが、それでも『ユミル』を演じ続けた、私に名前をつけた男は『私に騙された』のだと言った』
『私は『ユミル』を演じ続けた、それで皆が助かるならいいと思ったんだが』
『この世には、ただ存在するだけで石を投げられる人達がいる、私はその象徴として石つぶてを全身に受けた』
『どうもこの世界ってのは、ただ肉の塊が騒いだり動き回っているだけで特に意味は無いらしい』
『そう何の意味も無い、だから世界は素晴らしいと思う』
『再び目を覚ますとそこには自由が広がっていた、私はそこから歩きだし好きに生きた、悔いは無い』
『そう言いたいところだが、正直心残りがある、まだお前と結婚できてないことだ、ユミルより』

39ユミル「そりゃ言っちまえば、せ-」

過去にライナーとベルトルトに連れ去られた時のユミルとエレンの会話で、ユミルが「そりゃ言っちまえば、せ-」と言って中断してしまった回想についてです。
これは「世界」だと言う事が明らかになりました。

ハンジ『世界です、手記によれば我々は『エルディア』国の中でも巨人になれる特殊な人種『ユミルの民』、その『ユミルの民』は世界を支配していた過去があり、再び支配する可能性がある、だから世界は我々『ユミルの民』をこの世から根絶するのだと』

40進撃の巨人について

進撃の巨人自体が未来に向かって戦う物語であるのに対し、この世の謎を解明するために過去を遡る事で今までの伏線を暴いて行きます。進撃の巨人は『歴史』が大きなキーワードになるストーリーです。しっかりと内容を熟知していないと、解らなくなったり、勘違いしてしまったりを繰り返さなければ行けません。今ある情報は必ず次の未来へと繋がります。今後もエレン達と一緒に、この世界の謎を追いかけて行きましょう。

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